日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は148円高、ソフトバンクなどが堅調

2015年3月30日 12:51

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記事提供元:フィスコ


*12:51JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は148円高、ソフトバンクなどが堅調

【日経平均は148円高、ソフトバンクなどが堅調】

12時50分現在の日経平均株価は、19434.44円(前日比+148.81円)で推移。日経平均は上げ幅広げて始まり、日中高値を更新している。ランタイムの225先物は、じりじりと上げ幅を広げており、現物の前引け段階の19410円処から、後場寄り付き時には19480円まで上げ幅を拡大させている。昼のバスケットは差し引き買い越しとの観測。円相場は1ドル119円20銭辺りでの推移。規模別指数では前引け段階では大型株指数のみがマイナスだったが、大型、中型、小型株指数ともにプラス。

セクターではその他金融、空運、食料品、小売、電力ガス、サービス、医薬品、水産農林がしっかり。一方で、石油石炭、鉱業、非鉄金属、金属製品などが冴えない。売買代金上位ではディーエヌエー<2432>、JT<2914>、エーザイ<4523>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>が堅調。半面、トヨタ<7203>、OLC<4661>、三井住友<8316>、武田薬品<4502>、任天堂<7974>は利食い優勢。

【ドル・円は119円19銭付近、リパトリと地政学的リスクで上げ渋る展開】

ドル・円は119円19銭付近で推移。ドル・円は、3月期末決算に向けた本邦機関投資家のリパトリ(外貨建て資産売却・円買い)、中東の地政学的リスクへの警戒感などで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.0855ドルから1.0895ドルで推移。ギリシャの債務問題への警戒感から動意に乏しい展開。ユーロ・円は、129円50銭から129円70銭で推移。

12時50分時点のドル・円は119円19銭、ユーロ・円は129円57銭、ポンド・円は177円13銭、豪ドル・円は92円17銭で推移。上海総合指数は、3750.93(前日比+1.62%)で前引け。《KO》

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