旭化成ホームズグループ、海外初の工場をベトナムに建設

2015年3月19日 09:37

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 旭化成ホームズは、旭化成住工、サンスチール工業、大和工機の3社とともに、ベトナムに現地法人Asahikasei Jyuko Vietnam Corporation(旭化成住工ベトナム有限責任会社)を3 月中に設立する。

 同社グループでは海外初の工場をベトナムに建設する。同社では、安定した部材供給の確保、品質管理の強化、コストダウンを図るため、ベトナムへの工場建設に踏み切った。

 新会社の旭化成住工ベトナムは、ドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地内に本社を置く。出資比率は、旭化成ホームズが67%、旭化成住工が11%、サンスチール工業が11%、大和工機が11%。資本金は18億円。

 工場は6月に着工し、2016年7月の操業開始を目指す。工場では鉄骨部材の生産を行い、生産能力は年間7,000トンを見込む。

 同社では現在、戸建住宅「ヘーベルハウス」、賃貸住宅「へーベルメゾン」用の柱や梁などの鉄骨部材を、旭化成住工の日本国内の工場で生産し、主要構造躯体以外の鉄骨金物などの鉄骨部材の一部については、サンスチール工業と大和工機を主要調達先としている。今後、
 は主要構造躯体以外の各種鉄骨部材をベトナムで生産するとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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