JFEエンジ、福島県のゴルフ場跡地に26.2MWのメガソーラーを完成

2015年3月16日 14:47

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サニーソーラー福島中央発電所全景(JFEエンジニアリングの発表資料より)

サニーソーラー福島中央発電所全景(JFEエンジニアリングの発表資料より)[写真拡大]

 JFEエンジニアリングは16日、福島県のゴルフ場跡地でメガソーラー(大規模太陽光発電所)「サニーソーラー福島中央発電所」を完成したと発表した。同発電所は、設備容量26.2MWで、年間2,600万kWhの発電量(一般家庭8,000世帯分の消費電力に相当)を見込んでおり、発電した電力は再生可能エネルギー買取制度(FIT)により、全量東北電力に売電される予定だ。

 この事業は、主にオリジナル健康食品の企画販売と化粧品の販売などを行っているサニーヘルスが福島県須賀川市のゴルフ場跡地でメガソーラーによる電力供給を行うもの。

 この発電所の用地となったゴルフ場跡地は、複雑な起伏があり、100mの標高差がある山岳傾斜地である。JFEエンジニアリングは、土地の形状を1m間隔で測量し、パネルの最適配置を行うことで、発電量の最大化を図ったという。また、施工面では、傾斜地でのパネル設置に適した2足架台を採用することなどにより、造成工事を最小限にとどめ、現状の地形や起伏を最大限活用した。

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