王塚古墳内のiPhone向けVRコンテンツが期間限定公開

2015年3月16日 03:38

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専用VRゴーグル(左)とVRコンテンツ「王塚古墳」(右)(凸版印刷発表資料より)

専用VRゴーグル(左)とVRコンテンツ「王塚古墳」(右)(凸版印刷発表資料より)[写真拡大]

 凸版印刷と九州国立博物館は、福岡県桂川町にある特別史跡「王塚古墳」のバーチャルリアリティ(VR)コンテンツを共同で開発し、アップルのiPhone向けに12月31日まで公開している。閲覧には九州国立博物館ミュージアムショップで数量限定販売される専用VRゴーグルが必要。文化財をテーマにした個人向けVRコンテンツの公開は日本初だという。

 王塚古墳は、6世紀中頃に作られたとされる前方後円墳。1934年に発見され、1952年には国の特別史跡に指定されている。

 本コンテンツは2月3日から九州国立博物館で公開されている簡易型ヘッドマウントディスプレイ用コンテンツを、来館後に家庭でも見られるようにしたものだ。簡易型ヘッドマウントディスプレイ用コンテンツと同様にクイズ形式で閲覧が可能。対象年齢7歳以上。

 九州国立博物館で販売される専用VRゴーグルの価格は800円(税抜)で、1,000台限定。また、対応するiPhoneは、iPhone 5 / 5s / 6(iOS 8以上)。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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