注目銘柄ダイジェスト(前場):コロプラは大幅反発、国際帝石が大幅続伸

2015年3月5日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):コロプラは大幅反発、国際帝石が大幅続伸

コロプラ<3668>:2926円(前日比+108円)
大幅反発。大和ではレーティング未付与ながらポジティブなレポートをリリース、株価は大きく調整しているが、「白猫プロジェクト」のランキングは上昇しており、第3四半期以降はガイダンスを超過するペースでの業績推移を期待、株価の底打ちは近いと考えているようだ。

国際帝石<1605>:1471.5円(同+46.5円)
大幅続伸。原油市況が約2%の上昇となったことで、見直しの動きにつながっている。原油市況の上昇は、石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫増加ペース減速が好感されたもよう。また、サウジアラビア石油相が原油価格の安定を望んでいるとコメントしたことなども安心感につながる格好へ。

帝人<3401>:406円(同+10円)
買い優勢。大和では投資判断を「3」から「2」に格上げしており、評価材料視される格好のようだ。目標株価は450円と設定している。今年度営業利益は会社計画並みを予想だが、来期は420億円、再来年度は構造改革の成果が本格的に発現することで、500億円規模に達するとみている。市場コンセンサスをそれぞれ30億円程度上回る水準とみられる。

カルナバイオ<4572>:766円(同+51円)
大幅続伸。同社の研究開発で創出したBTK阻害薬の特許出願(新規トリアジン誘導体)に関して、米国特許商標庁から2月25日付け特許査定通知を受領したと発表しており、材料視した買いが膨らんでいる。BTK阻害薬は既存薬とは異なる作用機序を持つ新規関節リウマチ治療薬で、現在同社では自社で創製したBTK阻害薬の前臨床試験を実施中としている。

アサカ理研<5724>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。独立行政法人国際協力機構(JICA)の2014年度第1回中小企業連携促進基礎調査として、同社の提案したマレーシアにおける「e-wasteからの有価金属回収事業調査」が採択され、契約を締結したと発表している。マレーシア国内のe-waste(廃電気・電子機器)の取引ルートや処理方法等を明らかにし、貴金属・レアメタルを中心とした有価金属リサイクルの事業計画を策定するという。

ミクシィ<2121>:4420円(同-20円)
伸び悩む。主力のスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク(モンスト)」の世界累計利用者数が2日に2500万人を超えたと発表しているが、反応は限定的となっている。前日は日経平均の下げ渋りから、同社などマザーズ銘柄にも押し目買いが広がったが、マザーズ指数が上値抵抗となっている25日線水準まで上昇していることもあり、本日は利益確定の動きも見られる。《KO》

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