新しいWebレンダリングエンジンにおけるMicrosoftの目標

2015年3月4日 10:31

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 本家Slashdot「Microsoft's Goals For Their New Web Rendering Engine」より。

 Windows 10に搭載される新しいWebブラウザ、Project Spartanの開発を始めた際に何を目標にしていたのかを、MicrosoftがIEBlogで説明している。

 記事では「Webデベロッパーが最初にどのブラウザーから開発を始めても、互換性のあるサイトの構築を容易にする計画を我々は必要としていた。ユーザーがWebのどこをブラウズしていても、良い体験が得られることを確実にする計画を我々は必要としていた。現代的なHTML5機能の実装をどれだけ速く進めても、企業ユーザーに高度な後方互換性を提供できる計画を我々は必要としていた。」といった、Microsoftから聞くことになるとは思えないようなことにも言及。

 また、WebKitを採用しなかった理由として、Webは複数の独立したもので構築されるべきで、またすでに保有している技術をベースにしたほうが相互運用性にフォーカスしたものを迅速に提供できるとし、「Webのモノカルチャー」には貢献しないと説明している。

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