パーク24、カーシェア・レンタカー用中古車両の販売サービスを開始

2015年3月4日 11:18

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パーク24グループは、個人向けにインターネットによる中古車の販売を3月16日より開始する(写真:同社発表資料より)

パーク24グループは、個人向けにインターネットによる中古車の販売を3月16日より開始する(写真:同社発表資料より)[写真拡大]

 パーク24グループは3日、個人向けにインターネットによる中古車の販売を、3月16日より開始すると発表した。

 同グループは、レンタカーサービス「タイムズカーレンタル」とカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を合わせて約3万6,000台の車両を保有する。法定点検はもちろん、日常的に整備や洗車を行い、“安全で安心、キレイで使いやすい”車両の提供に努めているという。

 同グループは今回、これらのサービスで運用していた車両を個人向けに販売を開始することとした。原則として初年度登録から5年未満の高年式車両のみを対象とすることから、購入後も安心して利用できるものと同グループは考えている。

 販売にあたっては、インターネットを通じて直接行うため、仕入れにかかる中間コストや展示費用が発生せず、購入しやすい価格設定がになるという。カーシェアリングの「タイムズカープラス」では、退会する会員の2割は「クルマの購入」が退会要因となっていることから、こういったユーザーに対して新しいクルマの購入チャネルを提供する。

 なお、同サービスに関しては、「タイムズカーレンタル」の運営および「タイムズカー」の車両管理を行っているタイムズモビリティネットワークスが推進し、顧客ニーズを探りながら、今後の規模拡大を踏まえて車種ラインアップやサービス内容を検証していくという。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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