佐賀県の県立高校で導入されたデジタル教材、1年ごとにアンインストールが必要と報じられる

2015年3月3日 19:09

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 佐賀県の県立高校では2014年度よりWindowsタブレットを使った教育が開始されているが、全新入生にタブレットの購入を強制させるという方針その価格、そして不正コピー対策のせいでインストールに時間がかかるため授業での開始が遅れる、といったトラブルが起きたことは過去にも話題になった。

 そしてこのたび、インストールされた教材は1年間しか利用できないことが新たな問題として報じられている(HUNTER)。

 これによると、インストールされた教材は「副教材」という位置付けで、教科書会社とは1年間のライセンス契約を結んでいるという。そのため、授業が終了したタイミングで生徒らにアンインストールを指示したそうだ。

 アンインストールによって春休みや進級後は教材が閲覧できなくなるだけでなく、デジタル教材に(電子的に)書き込んだメモなども閲覧できなくなる点などについて、教員からも批判的な声が挙がっているようだ。

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