日産、EVベースの「究極のスマートバーベキューカー」開発で出資募集

2015年2月28日 10:59

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日産自動車は、「究極のスマートバーベキューカ―」の開発プロジェクトで出資を募集する(写真:同社発表資料より)

日産自動車は、「究極のスマートバーベキューカ―」の開発プロジェクトで出資を募集する(写真:同社発表資料より)[写真拡大]

 日産自動車は27日、クラウドファンディングサイト「グリーン・ファウンディング」で、商用電気自動車「e-NV200」をベースとした「究極のスマートバーベキューカ―」開発のための出資募集を開始した。

 「究極のスマートバーベキューカ―」は、「ごみゼロ・手間ゼロ」のスマートバーベキューを通じて電気自動車の楽しみをより多くの人に伝えることを目的として、同社が「e-NV200」をベースに開発した。世界で初めての電気自動車によるバーベキューカーという。

 今回は、現状の車両をさらに改良し、バーベキュー機能を強化することを目的に、クラウドファンディングを活用し、国内の一般ユーザーより出資を募る。国内自動車メーカーとして“クルマづくり”にクラウドファンディングを活用する取り組みは初めてとなる。

 「究極のスマートバーベキューカ―」には、すでにスイッチ1つですぐにバーベキューを始められる電気グリル、冷蔵庫、シンク付きキッチン、調理道具、生ゴミ処理機といったアイテムが搭載されている。

 今回の取り組みでは、これらの機能に加え、クラウドファンディングにて支援された金額によって、超音波とアロマの効果で野外でも蚊を寄せつけない環境を作り出す「モスキート・バリア・システム」、ミストシャワーの効果により車両周辺の温度を下げ快適性を高める
「リフレッシング・ミストシャワー」など、5つのバーベキューを楽しむための「夢の機能」を追加することを目指している。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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