ニプロ、秋田県大館市に子会社ニプロパッチの新工場を建設

2015年2月20日 23:59

印刷

ニプロが秋田県大館市に建設する同社子会社ニプロパッチの新工場の完成予想図(同社発表資料より)

ニプロが秋田県大館市に建設する同社子会社ニプロパッチの新工場の完成予想図(同社発表資料より)[写真拡大]

 ニプロは19日、秋田県大館市に同社子会社のニプロパッチの新工場を建設すると発表した。2016年4月の操業開始を予定している。

 ニプロパッチはニプログループ内唯一の外用剤メーカー。先進国を中心に需要拡大が見込まれている外用剤を良質、廉価に供給するなどの理由で、工場を建設するという。

 新工場は、大館市内の二井田工業団地内に建設される。鉄骨造2階建てで、敷地面積は3,374平方メートル、延床面積は4,532平方メートル。総投資額は約38億円。工場では先進国向けに年間1億枚の溶剤型テープ剤の生産を行う。また、将来的には、他の外用剤を生産し、新興国向けにも供給するとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事