ビル・ゲイツ氏、人工知能の脅威を恐れる

2015年2月2日 17:24

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 ビル・ゲイツ氏は将来の人工知能テクノロジについて、楽観的な見方と不吉な予測の半々の考えを持っているようだ(Washington Post)。

 Redditの「Ask Me Anything」でビル・ゲイツ氏が答えたところによると、これから30年間はテクノロジーが急速に発展し、「果物の収穫や病院内の患者の移動などの仕事をロボットが行うようになる。コンピューターやロボットが、見たり動いたりするのが簡単に行えるレベルに達したならば、様々な用途に使われるようになるだとう」とのこと。

 いっぽう超知能機械が人間に及ぼす脅威については、「警戒するべきである」との意見を述べている。「私は、超知能に対して懸念する人達と同感である。最初機械は、超知能的でなくとも、私達のために沢山の仕事をこなすことになるだろう。私達がうまくやれば、これは良いことであるはずだ。だが、何十年か後には、懸念に値するほど知能が高くなってしまう。私は、Elon Muskや他の人と同感であり、何故心配にならない人がいるのか理解できない」とのこと。

 テスラ社のElon Musk社長は昨年の10月、人工知能について「悪霊を呼んでいる」ようなものだと述べている。

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