SDエンター Research Memo(2):札幌で創業、健康コーポレーションとの資本提携で新たな展開へ

2015年1月28日 16:50

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記事提供元:フィスコ


*16:50JST SDエンター Research Memo(2):札幌で創業、健康コーポレーションとの資本提携で新たな展開へ

■会社概要

(1)沿革と事業内容

SDエンターテイメント<4650>は1954年に札幌市で須貝興行株式会社として設立され、映画、ボウリングなどの娯楽施設を運営してきた。2003年から店舗ブランドとして「ディノス」を使用し、特に北海道内においては高い知名度を誇っている。2005年にゲオホールディングス<2681>の子会社となり、2009年からは商号をゲオディノスとしてきたが、2014年1月に健康コーポレーションの傘下に入った後の同年7月からは現商号に変更して現在に至っている。

現在の事業内容は、創業以来のボウリング、映画に加えてゲオグループから譲り受けたフィットネス、カフェ、及び施設管理のノウハウを生かしたファシリティマネジメントがある。旧来の須貝興行に由来するボウリング、映画及びファシリティマネジメントは北海道内での展開だが、それ以外の事業はゲオグループから譲り受けたという経緯があるため、全国展開されている。

上記の各事業は、ディスクローズ上の事業セグメントとしては、「フィットネス事業」、「ボウリング事業」、「GAME事業」、「施設管理事業」及び「その他」の5部門に分けられ、施設管理事業のなかに映画事業とファシリティマネジメント事業が、その他の中にカフェ事業が、それぞれ含まれている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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