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ディスクの空き領域を貸し出せるクラウドストレージサービス
headless 曰く、 人々が貸し出したハードディスクの空き領域とネットワーク帯域を使用するという、分散型クラウドストレージプラットフォーム「Storj(storageと発音)」が開発されているそうだ(Storj FAQ、Bitcoinist.net、Slashdot)。
ディスク領域を貸し出すには「DriveShare」アプリケーションを使用してDriveShareノードになれば良い。ノードにはネットワークが利用可能かどうかや需要に応じて「Storjcoin X(SJCX)」が支払われる。
また、クラウドストレージのユーザーは「MetaDisk」アプリケーションを使い、ファイルをアップロード/ダウンロードする。ファイルは分割・暗号化後、別々のノードに保存され、ファイル全体が1つのノードに保存されることはないという。さらに、冗長性を持たせるために同じ断片が3つのノードに保存されるため、1つのノードがダウンしてもファイルにアクセスできなくなることはない。
なお、アクセスできない状態が繰り返されたノードについては、契約がキャンセルされる。また、ノードが自分のハードディスクに保存されたファイルの断片を改変した場合にも契約がキャンセルされるとのことだ。
Storj Labsによれば、Storjはピアツーピア型でサービスを行うため、中央サーバーからの情報流出や、中央サーバーがダウンして利用できなくなるといった問題は発生しない点がメリットだという。また、データは暗号化してからアップロードされ、秘密鍵は利用者だけが保持するので、安全性が高いとしている。
このようなサービスに自分のディスク領域を貸し出したり、自分のファイルを保存したりしてみたいだろうか。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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