【株式市場】ギリシャの混迷などで手控え感あるが直近上場銘柄など活況

2014年12月30日 12:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万7610円13銭(119円71銭安)、TOPIXは1418.80ポイント(5.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億89万株

 30日(大納会)前場の東京株式市場は、ギリシャの政局混迷、ユーロ安などを受けてトヨタ自動車 <7203> などの売買が手控えられ、材料株などを個別に物色する色彩の強い展開となった。

 東証1部昇格にともない30日の終値からTOPIX(東証株価指数)の算出対象になったOCHIホールディングス <3166> 、一正蒲鉾 <2904> が大幅続伸となり、ケンコーマヨネーズ <2915> はアベノミクス経済の中で「値上げ力」のある銘柄との見方があって高値を更新。キャリアリンク <6070> (東2)は反発し、上場4日目のエクストリーム <6033> (東マ)や同7日目のサイジニア <6031> (東マ)はストップ高となった。

 東証1部の出来高概算は8億89万株、売買代金は7034億円。1部上場1859銘柄のうち、値上がり銘柄数は696銘柄、値下がり銘柄数は984銘柄となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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