シャープ、近鉄のスマートハウスに住宅用エネルギーソリューションシステムを納入

2014年12月26日 14:38

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近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地の完成予想図(シャープの発表資料より)

近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地の完成予想図(シャープの発表資料より)[写真拡大]

  • シャープが納入するクラウド蓄電池システムの設置イメージ(シャープの発表資料より)

 シャープは26日、近畿日本鉄道と近鉄不動産が2015年1月3日からモデルハウスをオープンする「近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地」に建設されるスマートハウスにクラウド蓄電池システムを中心とした住宅用エネルギーソリューションシステムを納入すると発表した。

 「近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地」は、近鉄けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘駅」前に立地する。同地に建設される15邸は、太陽光発電による「創エネ」と蓄電池による「蓄エネ」で電気を効率良く利用して快適な生活を実現するスマートハウスである。

 シャープが納入するのは、クラウド蓄電池システム、クラウドHEMSおよび太陽光発電システムである。このシステムは、天気予報に基づいて電気料金の支出を抑えるように自動で蓄電池をコントロールしたり、季節や曜日、時間帯によって変化する太陽光発電の発電量や電気使用量などのデータを同社クラウドサーバーに蓄積し、各電力会社の最適な電気料金プランを自動で試算することもできる。

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