KDDI、家族間で余ったデータを贈りあえる「データギフト」を提供開始

2014年12月18日 11:22

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家族間で余ったデータ容量を贈りあって、無駄なくデータ通信ができる「データギフト」サービスのイメージ(KDDIの発表資料より)

家族間で余ったデータ容量を贈りあって、無駄なくデータ通信ができる「データギフト」サービスのイメージ(KDDIの発表資料より)[写真拡大]

 KDDIと沖縄セルラーは17日、家族間で余ったデータ容量を贈りあって、無駄なくデータ通信ができる「データギフト」サービスを国内通信事業者として初めて提供すると発表した。サービスは18日から開始される。

 「データギフト」は、利用状況に合わせてデータ容量を6種類のなかから選べる4G LTEスマートフォン/4G LTEタブレット/4G LTE対応PC向けの料金プランを契約したユーザーが、使い切れなくて残ったデータ容量を0.5GB単位で家族に贈ることができる料金サービスである。これによって、例えば両親が使い切れなくて残っているデータ容量を子どもに贈ることで、契約したデータ容量を無駄なく利用できるようになる。

 なお、同一名義の4G LTEスマートフォンと4G LTEタブレット/4G LTE対応PCで、データ容量をシェアして利用できる「データシェア」サービスは、2015年1月に開始される予定である。

 データ通信容量がいくら残っているかは、「デジラアプリ」を利用することでリアルタイムに確認できる。余りそうな家族から、足りなくなりそうな家族へ簡単に贈れる。

 「データギフト」が利用できる料金プランは、データ定額サービス「データ定額2G/3G/5G/8G/10G/13G」、「データ定額2G (V)/3G (V)/5G (V)/8G (V)/10G (V)/13G (V)」または、4G LTEタブレット/PC向け料金プラン「LTEフラット for Tab/Tab (i)/DATA (m)」、「LTEフラット for Tab/Tab (i)/DATA (m) cp」である。利用にあたっては、データを贈りあうご家族が、「auスマートバリュー」もしくは「一括請求/KDDIまとめて請求」に申込む必要がある。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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