米株式:「27日の感謝祭休暇とOPEC総会を控えて動きづらい展開」

2014年11月25日 19:23

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記事提供元:フィスコ


*19:23JST 米株式:「27日の感謝祭休暇とOPEC総会を控えて動きづらい展開」
25日のニューヨーク株式市場は、27日の感謝祭休暇や石油輸出国機構(OPEC)総会を控えて、動意に乏しい展開が予想される。

27日がサンクスギビング(感謝祭)の祝日で、翌28日も午後1時までの短縮取引となる。市場関係者や投資家の多くも休暇に入ることから、週を通じて閑散取引となることが想定される。また、主要株価指数が高値更新を続けており、一部の投資家は上昇ペースの早さに警戒感を示している。


しかしながら、中間選挙を挟んだ大統領任期2年目のアノマリーが知られているほか、米国以外の日本や中国、欧州などで金融緩和が続き、米国に資金が流入しやすい環境にある。年末商戦への期待なども先高感につながっているようだ。
経済指標では7−9月期GDP改定値や11月消費者信頼感指数が予定されている。

一方、北朝鮮の挑発的な発言から、地政学リスクを警戒させてくる可能性には注意しておきたいところか。《MY》

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