アサヒビール、日本料理店「なだ万」の過半数の株を取得

2014年11月14日 21:26

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 アサヒグループホールディングス傘下のアサヒビールは14日、日本料理を展開する「なだ万」の株の51.1%を取得したと発表した。

 なだ万は、東京都新宿区に本社を置く、1830年創業の老舗日本料理店で、現在、国内に27店、海外に7店を持つ。また、百貨店で、惣菜や弁当を販売するなだ万厨房を37店展開している。

 同社では、なだ万の過半数の株を取得することで、老舗料亭の経営ノウハウを得られ、海外進出を積極的に行っている外食企業に対しても、同社のノウハウの提供できるようになるといしている。

 また、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「和食」の文化をこれまでリードしてきた「なだ万」ブランドを、同社のグループ力を活用することで、国内外に広めていきたいとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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