Xerox、Altoのソースコードなどを公開

2014年10月24日 13:58

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 Computer History Museumは、パロアルト研究所の許可を得て1975年から1987年までに開発されたAltoのソースコード、実行可能ファイル、ドキュメント、フォントファイル、およびその他のファイルのスナップショットファイルを公開した。利用は非営利目的に限定されるとのこと(Computer History MuseumXerox PARC Alto filesystem archiveSlashdot)。

 1970年、Xeroxは電子事務機器の基礎を築くことを目標として、パロアルト研究所(PARC)を設立した。1972年に始まったAlto projectは、ラスタディスプレイ、マウス、ポインティングデバイス、直感的な操作が可能なユーザーインターフェイス、ウィンドウやメニュー、イーサネットなど現代の基本的なハードウェアとソフトウェアの基礎を生み出した。試作品であるAltosは製品としては販売されなかったが、Xerox社内や大学など1500の組織に配布され、その遺産はのちにさまざまなインスピレーションを生み出すことにつながった。

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