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FTDIのUSBシリアルドライバに模造品対策機能が搭載される?
記事提供元:スラド
90 曰く、 FTDI FT232RLのWindows用ドライバが最近更新され、Windows Updateを通じて配布されている。FT232RLは定番USB-UART変換チップの1つで、Arduinoのようなマイコン基板や、USBコンソールポートがあるルータのような組み込み機器、USBシリアル変換ケーブルなどの製品において、Prolific PL2303やSilicon labs CP2102などと並んで広く採用されている。ところが、この新ドライバには正規の部品を使用していない模造品に対し、それらの動作を停止させるようなコードが含まれているという(ZEPTOBARS、reddit、HACK A DAY)。
この部品には、全く違う半導体を同じ形に封じた模造品が発見されている。ところが、このドライバは模造品の接続時に書き換えを行い、ユーザに知らせることなくUSB VID(ベンダID)を0に変更してしまうと報じられている。これは不正なVIDとなり、再度書き換えるまで模造品は通常の手段ではすべてのPCに繋がらなくなる。
模造品がFTDIの権利を侵害していることは明らかだが、エンドユーザは模造品を選択するよりも、メーカーからそれと知らずに模造品が使われた完成品を購入し、アップデート済みのPCを繋いだあとに装置が機能しなくなるケースが多いと考えられる。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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