米株式:「企業決算期待から強含みだが、ストレステストやFOMCへの警戒感」

2014年10月22日 19:23

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記事提供元:フィスコ


*19:23JST 米株式:「企業決算期待から強含みだが、ストレステストやFOMCへの警戒感」
22日のニューヨーク株式市場は、企業決算への期待感、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測から強含みに推移することが予想される。

グローベックスの米株先物は小動きに推移しており、前日の大幅上昇に対する利益確定の動きも出やすい。一方、予想を上回る決算が続く中、21日取引終了後にはヤフーやブロードコムなどが決算表から時間外で上昇しており、ヤフーなどのインパクトも期待されるところ。

そのほか、量的緩和期待が高まる欧州であるが、スペイン通信によると、26日に結果が公表される欧州中央銀行(ECB)のストレステストでは、少なくとも6カ国から12行程度が失格になる見通しと報じられている。
結果的には緩和期待につながる可能性もありそうだが、慎重姿勢が強まる可能性はあるだろう。

経済指標ではMBA住宅ローン申請指数、消費者物価指数が予定されている。
決算では、ボーイング、ダウ・ケミカル、ゼロックス、AT&Tなどが予定されている。《MY》

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