「スマートデバイス」の問題点

2014年9月30日 18:39

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 近年ではソフトウェアによってさまざまな機能を提供する「スマートデバイス」が注目されているが、これらスマートデバイスが今後普及した場合の考察と問題提起がThe Atlanticに掲載されている(Slashdot)。

 最近のスマートフォンでは、ソフトウェアによってさまざまな制限が加えられている。たとえば標準のiPhoneではAppleが認めたソフトウェアしかインストールできず、またテザリング機能を備えているにも関わらず一部のネットワーク上で、許可されたユーザーしかそれらは利用できない。つまり、ハードウェアを所有しているにも関わらず、そのすべてが自由に利用できるわけではない状況になっているのだ。また、数年でソフトウェアの提供は終了し、その後は新しいソフトウェアを使うこともできなくなる。

 今後、これと同じような問題がほかのデバイスにも起こりうる可能性がある。たとえばスマートウォッチでは、どんなにお気に入りでも、数年で使えなくなってしまうようになるかもしれない。このような動きは、「所有」という概念を変えてしまう可能性がある。

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