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富士フイルム、DHCのスキンケア化粧品2製品の販売差し止めの仮処分を申請
富士フイルムは22日、ディーエイチシー(DHC)に対し、DHCのスキンケア化粧品が同社の特許権を侵害しているとして、19日付で東京地方裁判所に、製品の製造、販売などを差止める仮処分命令の申立を行ったと発表した。対象となった製品は「DHC アスタキサンチン ジェル」と「DHC アスタキサンチン ローション」の2つの製品。
同社が侵害していると主張しているのは、アスタキサンチンを含む分散組成物およびスキンケア用化粧料に関する特許(特許第5046756号)で、発明の名称は、「分散組成物およびスキンケア用化粧料並びに分散組成物の製造方法」。アスタキサンチンは、強い抗酸化作用を持つものの、不安定であるため、従来の技術では安定的に化粧品に配合することが難しかったが同社の研究開発と技術により、化粧品に安定して配合することに成功したという。その後、2007年にこのアスタキサンチンを含んだスキンケア化粧品「アスタリフトシリーズ」を発売している。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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