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コープネット事業連合、埼玉県桶川市で廃食油による自家発電装置の実証実験を開始
関東・甲信越地方のの「コープみらい」、「いばらきコープ」、「とちぎコープ」、「コープぐんま」、「コープながの」、「コープにいがた」の6生協で構成されるコープネット事業連合は12日、コープネットフーズ桶川生鮮センター(埼玉県桶川市)で、店舗で回収した廃食油による自家発電装置の実証実験を9月から開始すると発表した。
今回の実験はヤンマーエネルギーシステムと共同で進められ、発電容量25kWのヤンマーエネルギーシステム製の発電装置が設置される。この装置に、コープネット事業連合エリア内のコープの店舗で集められた廃食油をバイオディーゼル燃料として利用することで、発電が可能となる。この電気を昼間の補助電源として利用することで、電力需要が集中する時間帯の供給電力量を低く抑えることができ、「ピークカット」に貢献するという。なお、実験は、2016年8月まで2年間にわたって行う予定。
また、発電装置とともに熱交換器を設置し、貯湯槽へ熱を供給することで、既存のボイラーで使用するLPG(液化石油ガス)使用量を減らすという。これにより、二酸化炭素排出量を年間約50トン削減できるとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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