大阪ガス、携帯電話への消し忘れ通報、利用者による遠隔遮断などが可能な「るるるコールM」を提供

2014年9月13日 19:47

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大阪ガスは、携帯電話で活用したガスの安心安全サービス「るるるコールM」を10月1日に発売する。写真は、同サービスのイメージ(大阪ガスの発表資料より)

大阪ガスは、携帯電話で活用したガスの安心安全サービス「るるるコールM」を10月1日に発売する。写真は、同サービスのイメージ(大阪ガスの発表資料より)[写真拡大]

 大阪ガスは12日、携帯電話で活用したガスの安心安全サービス「るるるコールM」を10月1日に発売すると発表した。サービス利用料金は月額583円で、契約期間は5年間。

 本サービスは、同社が1992年から提供している、ガスのつけっぱなし時の通報や、ガスの遠隔遮断を行えるサービス「るるるコール」を携帯電話に対応させたもの。同社と、ワイモバイル、東京ガス、東邦ガスの4社で共同開発した超低消費電力PHSチップセットを搭載した通信端末「Pa-NCU」をガスメーターに装着することで、「ガス消し忘れ自動通報サービス」、「ガス遠隔遮断サービス」、「ガスご使用量のお知らせサービス」の各サービスを利用できる。

 「ガス消し忘れ自動通報サービス」では、ガスが一定量で一定時間連続して流れている場合に、「大阪ガスセキュリティパートナー監視センター」に自動通報され、利用者の携帯電話に電話やメールで連絡する。メールによる消し忘れ送信は都市ガス業界で初めてだという。「ガス遠隔遮断サービス」では、利用者が外出先でガスの消し忘れに気づいた場合、遠隔操作でガスを遮断することが可能「ガスご使用量のお知らせサービス」では前日にガスの利用がなかった場合に、離れて暮らす家族などにメールで知らせたり、毎月日ごとのガスの使用量をメールで知らせたりすることができる。

 「るるるコールM」の「M」は、「MiMaMoru(見守る)、「Mobile(モバイル)、「Mail(メール)」を意味しているという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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