世界保健機関、エボラ出血熱感染者数が最悪の場合2万人を超えると予想

2014年9月1日 13:27

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 現在エボラ出血熱がアフリカを中心に流行しており、現在3000人ほどの感染者が出ている。これに対し世界保健機関(WHO)が、最悪の場合その感染者数が2万を超えるとの予想を発表した(朝日新聞)。

 有効な治療法が無い中、アフリカ主要国は批判を受けながらも入国制限を実施し、感染が集中している、ギニア、シエラレオネ、リベリアの各政府は、残酷で非人道的とも指摘されている防疫線を1世紀ぶりに使用している。

 ワクチンや治療薬の準備も進められている。米国立衛生研究所は英グラクソ・スミスクライン社が開発中のワクチンの臨床試験を始めるそうだ。日本からは、富士フイルム傘下の富山化学工業のインフルエンザ治療薬「アビガン」の効果の可能性が指摘されており、政府も、「WHOからの要請があれば未承認薬を提供する用意がある」、「WHOの結論が出る前であっても、緊急の場合は一定の条件下で個別の要請に応じる用意がある」(以上、官房長官)と前向きな姿勢を示している。

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