日本橋本町二丁目の開発計画、24階建て高層ビルを建築 武田薬品が入居

2014年8月26日 11:17

印刷

日本橋本町二丁目特定街区開発計画の計画地の位置を示す図(三井不動産の発表資料より)

日本橋本町二丁目特定街区開発計画の計画地の位置を示す図(三井不動産の発表資料より)[写真拡大]

 三井不動産、武田薬品不動産、武田薬品工業の3社は26日、東京都中央区日本橋本町二丁目、室町二丁目で推進する「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」の概要を決定したと発表した。約3,975平方メートルの敷地に地上24階・地下4階の高層オフィスビル(高さ約125m)を建設し、武田薬品がオフィスビルとして使用する予定。

 同計画は、日本橋地域の活性化を図る日本橋再生計画」の一部で、日本橋本町から日本橋室町にかけての敷地が対象となる。オフィスビルは2017年に竣工する予定。また、敷地内には本町・室町地区の憩い・賑わいを呼び込むオープンスペースの整備も計画しているという。

 敷地は、武田薬品が明治時代から事業拠点を構えていた、同社の東京における創業地といえる場所。直近までは、武田薬品不動産を含む、武田薬品のグループ企業が入居するタケダ本町ビルなどがあった。

関連記事