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紙の本は電子書籍よりも「時系列に整理しやすい」?
eggy 曰く、 ノルウェー・スタヴァンゲル大学のAnne Mangen氏率いる研究チームが、物語を紙の本で読むのとKindleで読んだ場合では何が異なるのかを調べたところ、紙の本で読んだ方が、物語中の出来事を時系列に整理できることが分かったとのこと(Guardian、Slashdot)。
実験では、50人の被験者の半数に紙の本で物語を読んでもらい、残りの25人にKindleで読んでもらった。物語は、kindleで28ページ程度の長さ。物語を読んだ後にテストを行い、物語中の14個の出来事を時系列に並べさせたところ、紙の本を読んだ人の方が遥かに成績が良かったとのこと。しかし、登場人物や背景の認識、共感など他の面についてはほとんど違いはみられなかったという。
紙の本で読んでいる場合、話が先に進むにつれて読み終わったページが厚くなっていくのを指で感じ、また目で確認することができる。同時に、残りのページが減っていくのも視覚と触覚で感じることができる。つまり紙の本で読んだ場合には、話が先に進んでいくのを感覚的に感じることができるため、このような実験結果が得られたのだろうとのこと。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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