HIS<9603>秋の臨時国会でのカジノ法案成立に向けた動きへの思惑

2014年8月21日 12:57

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記事提供元:フィスコ


*12:57JST HIS<9603>秋の臨時国会でのカジノ法案成立に向けた動きへの思惑
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』8月18日放送において、HIS<9603>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■どういったポイントに注目でしょうか?
パック旅行など海外旅行のほか、長崎のハウステンボスを傘下に保有している。週末、京急が統合型リゾート運営を見据えた新規事業チームを発足と発表したことから、再びカジノ関連株に注目が集まりそうな地合いとなっている。同社は、傘下のハウステンボスをベースにカジノを誘致する話が浮上していることで、関連銘柄の一角と市場では位置付けられている。足元の円安推移によるコスト増加も価格転嫁でカバー。原油価格もさほど上昇していないことで過度な警戒感は後退と見る。

■法案成立の動きが再び高まっているようですね?
「統合型リゾート推進法案(カジノ法案)」は秋の臨時国会での成立に向けた動きが強まっていることから、材料不足で商い減少の日本市場ではテーマ株に関心が向かうと想定する。足元、7.7%保有しているスカイマーク株の急落などが影響しさえない株価推移となっているが、スカイマーク株の下げ止まりを受けて過度な警戒感は後退へ。

■足元の株価動向はどうでしょうか?
週足チャートでは、切り上がる26週線をサポートとした動きが見られる。年始から5月にかけて上値抵抗ラインだった3000円レベルで下げ止まったことで、年初来高値3480円からの売りは一巡と想定。一目均衡表では、基準線を意識した格好となっていることで株価反発を期待したい。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送《TM》

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