『運命のように君を愛す』チャン・ナラの絵の作者は実在の画家

2014年8月16日 22:41

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 MBC水・木曜ドラマ『運命のように君を愛す』(原題、脚本:チュ・チャノク、チョ・ジングク、演出:イ・ドンユン)において、チャン・ナラ演じるヒロインが描いたとして登場するいわゆる“ケトンの絵”が画家ユク・シモン(orシムウォン)の絵であることが明らかになった。

 今月13日に放送された『運命のように君を愛す』第13話では、イ・ゴン(チャン・ヒョク)と離婚後、美術を学ぶためフランスへ留学したキム・ミヨン(チャン・ナラ)が、有名キャラクター作家のアリー・キムとして3年ぶりに韓国に戻ってからのストーリーが描かれた。

 特に今話ではミヨンが描いた絵画作品が視聴者の関心を引いた。同ドラマの製作スタッフは、暖かみのある色彩と滑稽な表情が印象的なこれらの作品が、有名な画家ユク・シモンの作品であることを明らかにした。

 ユク・シモンが描く“幸せな女性のための絵”がミヨンのキャラクターに合っていると考えたスタッフが企画段階から粘り強くラブコールを送り、ユク・シモンもミヨンの純粋で前向きなキャラクターに好感を持ち、作品を提供することになった。また実際チャン・ナラはユク・シモンから絵を習い、簡単な絵を描くシーンも演じた。

 スタッフは「“ケトンの絵”はドラマのために描き下ろされた作品ではなく、ユク・シモンの既存の作品。ユク・シモンの作品の中で子供を描いた絵はないか探していた時、この絵を見てカタツムリの部分が(話の内容と)完ぺきに一致していて驚いた」「ドラマのタイトルのようにユク・シモンとの出会いも“運命”でないかと思う」とコメントしている。

 放送後、ネット上では「見てすぐユク・シモンの作品だと分かった。私が好きな画家だ」「カタツムリの絵はドラマのために描かれたものだと思っていた」「ユク・シモン作家の絵とキム・ミヨンの見事な相性は運命」などの反響が上がった。

 水・木曜ドラマで視聴率トップを誇り、世の話題の中心となっているMBC水・木曜ミニシリーズ『運命のように君を愛す』は14日午後10時より第14話が放送された。(翻訳:中島礼子)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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