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コンビニ3強の戦略とは?!「アマゾン」という刺客も登場
日本フランチャイズチェーン協会によると、全国の最新コンビニ店舗数は5万店(2014年6月時点)を超えたという。4万店で飽和状態と言われたが、現在も増えて続けている。コンビニ業界の全体売上げは9兆円に対し、百貨店業界全体の売上げは6兆円。3兆円コンビニ業界が上回っているのだ。コンビニは小売業界の王者となった。
そこで、コンビニの3強「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」の戦略を調べてみた。セブンイレブンは店舗数をさらに増やす新店舗戦略をとるようだ。病院、駅、ホテル、学校、企業の中と未開拓の場所にコンビニを新たに設置していく。ローソンは、健康コンビニを目指すようだ。定期宅配サービスの「らでぃっしゅぼーや」を業務提携し、らでぃっしゅぼーやの有機・低農薬野菜を販売する。ファミリーマートはバラエティーに富んだ戦略だ。カラオケの第一興商とタッグを組みコンビニとカラオケボックス店の一体型店舗や、コンビニとドラックストア一体型店舗、さらにはJA全農のAコープ一体型店舗を作っていくようだ。
小売業業界では一人勝ちが続くコンビニだが、新しいライバルも登場している。ネット通販の「アマゾン」が、人気PB商品を購入できる『プライベートブランドストア』(http://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=3184288051)を7月29日にオープンさせた。マツモトキヨシ、成城石井、東急ハンズなど15社が集い、総品目数は3万2000品。近年、PB商品はコンビニの売上げを押し上げている人気アイテムだけに、アマゾンの登場は脅威となる。今、まさに小売業界は群雄割拠を迎えている。ぜひコンビニはじめ、小売店の店舗に行った際は注意深く観察してもらいたい。各店によってなんらかの戦略の色が見えてくるだろう。(編集担当:久保友宏)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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