ソニー不動産、銀座で営業開始 売買仲介・管理手数料は“かかった分”だけ

2014年8月1日 15:38

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ソニー不動産は1日、銀座オフィス(東京都中央区銀座7-2-22)で、一般客向けの営業を開始したと発表した。写真は同社Webサイト。

ソニー不動産は1日、銀座オフィス(東京都中央区銀座7-2-22)で、一般客向けの営業を開始したと発表した。写真は同社Webサイト。[写真拡大]

 ソニー不動産は1日、本社であり第一号店舗の銀座オフィス(東京都中央区銀座7-2-22)で、一般客向けの営業を開始したと発表した。売買仲介サービスと賃貸管理を中心としたプロパティマネジメントサービスを提供し、米国型エージェント(代理人)制度や、成約価格によらない仲介手数料を特徴としているという。

 同社によると、米国型エージェント(代理人)制度は、売買仲介サービスで、物件の売却サポートは売却専門の「売却エージェント」が担当し、物件の購入サポートは購入専門の「購入エージェント」が担当する。売主、買主のサポートを担当するエージェントを組織的に分けることで、売買それぞれのニーズに特化した公平なサービスを提供していくという。

 仲介手数料については、成約価格に対して一定の率とすることが一般的だが、同社では、「かかった分」だけの手数料を算出するという発想で、提供する各種サポートの内容に応じて手数料額が変動する料金体系を設定しているという。

 不動産の賃貸管理を中心とする業務をオーナーに代わって行うプロパティマネジメントサービスについても、オーナーが管理会社に支払う管理手数料は、家賃収入に対する一定の率で設定されていることが一般的だが、ソニー不動産は一部屋当たりの基本手数料を設定した上で戸数に応じて手数料額が変動する料金体系を設定している。サービス内容の合理化・透明化ときめ細かな料金体系の導入で、利用者にわかりやすく納得される合理的な手数料を実現していくという。

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