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中部電力、10月からスマートメーターの設置を開始
中部電力は28日、10月から管内の一部地域で、一般家庭などを対象に、約1万2,500台のスマートメーターの設置を開始すると発表した。
スマートメーターは、通信機能があり、30分間隔での計量、電気のオン・オフの機能を持つ電子式のもので、従来のメーターよりも使用量が確認しやすくなっている。
設置される地域は、愛知県では春日井市の一部(約2,000台)と豊橋市の一部(約2,000台)に、静岡県では浜松市の一部(約2,400台)に、三重県では四日市市の一部(約2,000台)に、岐阜県では飛騨市の一部(約2,050台)に、長野県では須坂市の一部(約2,050台)にそれぞれ設置される。
同社では、今年度末までにスマートメーターの設置を完了し、設置後から来年6月まで通信機能およびシステムなどの検証を行うとしている。また、住宅でのエネルギーを管理・制御するHEMS(ヘムス、ホームエネルギーマネジメントシステム)を通じた電気ご使用状況の「見える化」を希望する利用者には情報を提供するほか、「スマートメーター制御管理センター」を設立し、システム全体の監視、運用を行うという。
なお、来年7月以降は、管内全域で、既存のメーターの検定有効期間満了による交換の際や、新たに電気を使用する際にスマートメーターを設置し、2023年3月までに全利用者がスマートメーターを利用できるようにするとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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