土居珈琲が希少なコーヒーの原種「ゲイシャ種」を200グラム10,000円で販売

2014年7月27日 18:12

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「パナマ ラ・エスメラルダ農園」オーナーのプリセ・ピーターソン氏

「パナマ ラ・エスメラルダ農園」オーナーのプリセ・ピーターソン氏[写真拡大]

 コーヒー販売をおこなう大阪の土居珈琲が、コーヒーの原種とされる希少な銘柄「パナマ ラ・エスメラルダ農園(ゲイシャ種)」の販売を開始した。

 「ゲイシャ種」は、病害虫や気候の変化に弱いために栽培が難しく、1本のコーヒーの樹から収穫できる実が非常に少ないことから、「この樹を植える農園はまずない」といわれているほどの珍しい品種。これを復活、生育させることに成功したコーヒー農園が、「パナマ ラ・エスメラルダ農園」だ。その結果、同銘柄は世界中のコーヒー会社からオファーが殺到し、コーヒー市場最高の価格で落札されているという。

 土居珈琲は昨年、「ゲイシャ種」を200グラム10,000円の値段で販売したが、購入者が殺到して案内からわずか1日で完売してしまったという。今回はその反省を踏まえ、昨年よりも多めの量を確保し、多くの人たちに味わってもらいたいと考えているそうだ。価格は昨年と同様、200グラムで税込み10,800円。(記事:カタタク・記事一覧を見る

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