ヤマハ、柴咲コウさんの声をもとにした「VOCALOID3 Library ギャラ子 NEO」を発売

2014年7月9日 16:44

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歌声合成ソフトウェア「VOCALOID3 Library ギャラ子 NEO」

歌声合成ソフトウェア「VOCALOID3 Library ギャラ子 NEO」[写真拡大]

 ヤマハは9日、歌声合成ソフトウェア「VOCALOID3 Library ギャラ子 NEO」を発売すると発表した。パッケージ版が8月上旬発売予定で価格はオープン、ダウンロード版は8月5日発売予定で価格は1万6,000円(税抜)。

 本製品は2011年から販売されている「VOCALOID3」シリーズの製品で、同年11月から2012年6月に開かれていた「VOCALOID3 発売記念楽曲コンテスト」での特別参加賞「VOCALOID3 Library galaco(ギャラ子)」を改良し、製品化したものとなっている。

 女優・歌手の柴咲コウさんの声をもとに作られ、柴咲さんの歌声を忠実に再現し、はっきりとした芯のある声にした「ギャラ子RED」と、しっとりとした深みのある声が特徴の「ギャラ子BLUE」の2つの歌声ライブラリを同梱する。

 「VOCALOID Editor for Cubase NEO」と「Cubase 7 シリーズ」とあわせて使用すれば、Windows環境のみならず、Mac環境でも使用できる。また、入力した文章を読み上げ、音声をWAV形式での保存ができる「ギャラ子Talk」(Windowsのみ対応)、掛声や挨拶などが入った100種類以上の音声素材なども収録する。

 本製品のキャラクター「ギャラ子」は、柴咲さんとDECO*27さん、TeddyLoidさんの3人で活動する音楽ユニット「galaxias!」のデビューアルバムのジャケットに登場した柴咲さん発案のキャラクター「galaco」に由来する。本製品では書籍、CDジャケット、ゲームなどのデザインを手がけるイラストレーターの富岡二郎さんがキャラクターデザインを手がけた。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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