ソニー、テレビにAndroid L搭載へ

2014年7月1日 17:51

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 ソニーが、2015年度の製品から同社のテレビ「BRAVIA」に次期版Android「Android L」を採用することを決めた (AV Watch) これは7月1日に設立されるソニーのテレビ子会社、ソニービジュアルプロダクツ新社長に就任する今村氏が取材に対して明らかにしたもの。

 Android Lは先日のGoogle I/Oで発表された新OSであり、これを採用した製品はAndroid TVなどとも言われる。Google I/Oでの発表当時ソニーは「開発を進めているがテレビかSTBになるかなどは未定」としていたが、新社長がテレビに適用すると明言した形。

 今村氏は汎用品を横糸、ソニー独自を縦糸とした上で「今ソニー自身が、新しいOSを開発することはあり得ない。お客様が便利で使いやすいものを横糸として選ぶ」と語っている。もはやOSで特徴を出す時代は終わりを告げたということのようだ。

 なお、国内メーカではシャープもAndroidをサポートすることが発表されている。シャープはすでに中国にてLenovoと協業してAndroidベースのOSを搭載したテレビを販売中であり、すでに中国のラインナップの約半数がAndroidと言う状況だ。今後一気にテレビのAndroid化が進むかも知れない。

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