マイクロソフト、警視庁とセキュリティ協力の覚書を締結

2014年6月29日 19:20

印刷

 日本マイクロソフトは27日、警視庁と「Security Cooperation Agreement」(セキュリティ協力に関する覚書)を締結したと発表した。

 この覚書は、安心、安全なサイバー空間の維持に貢献するため、公的な機関に対して技術面での協力を提供するもの。マイクロソフトではグローバルで展開しており、これまでに国内外の50以上の公的セキュリティ機関と締結しているという。

 同社は覚書に基づき、毎月のセキュリティ更新プログラムに合わせ、製品のセキュリティに関する情報を警視庁に迅速に提供するとしている。また、大規模なサイバー攻撃が発生した場合などに、同社が状況の分析を行い、警視庁に技術面でのアドバイスを行う。さらに、同社の製品に関する研修、マイクロソフト主催の国際カンファレンスへの参加などを通じた技術支援を提供する。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事