Facebookの新アプリケーション「Slingshot」は「既読」が分かるSNSアプリ

2014年6月19日 19:31

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 Facebook Creative Labsから、新たなアプリケーション「Slingshot(Y字型パチンコ)」が登場した。AppleおよびAndroidのモバイルアプリストアで火曜日よりリリースされているが、現在は米国でのみ入手可能とのこと(New York Times記事)。

 同アプリケーションの仕組みであるが、撮影した写真や動画にメッセージやお絵かきをを添えて、送信したいSlingshotユーザーに向けて「Sling(放る)」できるというもの。ほかのSNSアプリと異なるのは、送られてきた画像や動画を視聴すると、その旨が送信者に通知されるという点。つまり、一方通行のやりとりやただの傍観は許さず、双方向のやりとりを余儀なくする仕組みとなっている。

 また、視聴後の画像や動画をは一度フリックしてしまうと消去される。つまり、画像や動画が永久に残らないため、カッコいいものや完成されたものを送らなくてはならないというプレッシャーがなく、またより大胆で未加工のものもシェアしやすくなるとのこと。ただし、端末のスクリーンショット機能を使用すれば、送られてきたものを保存することは不可能ではない。

 米国では同様の「一定時間で写真が消える」コミュニケーションアプリ「SnapChat」が人気を博している(日経新聞)が、これのFacebook版のようなイメージだろうか。

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