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京大、重度身体障害児向けの学習支援システムを開発 視線で操作が可能
京都大学の鈴木真知子教授が株式会社クレアクトと共同で開発した重度の身体障害児が自ら操作できる学習支援システムのコンテンツ[写真拡大]
京都大学の鈴木真知子教授は、株式会社クレアクトと共同で、重度の身体障害児が自ら操作できる学習支援システムを開発した。
重度障害者用の意思伝達装置は既に市販されているものの、これまでは「文字打ち」ができない子供が使える学習支援システムはなかった。
今回の研究では、マウスやスイッチだけでなく視線によって操作を可能にするソフトを用いて、アニメ動画を見た後に問いに答えていくことで、「いろ」「かたち」「かず」「ひかく」「ひらがな」を学習できる新しいシステムを開発することに成功した。
鈴木教授らは、「今回開発したコンテンツにより、お子様の力が育まれるように、また、これまで気付かなかった力が可視化され、成長に向けた関わりのヒントが得られるようにと願っています」とコメントしている。
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