『本当に良い時代』キム・ジホ、家族に対する不満爆発!

2014年4月29日 21:46

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キム・ジホの熱演が視聴者の涙腺を刺激した。

キム・ジホの熱演が視聴者の涙腺を刺激した。[写真拡大]

 キム・ジホの熱演が視聴者の涙腺を刺激した。

 27日に放送されたKBS2TV週末ドラマ『本当に良い時代』(脚本:イ・ギョンヒ、演出:キム・ジンウォン)の第20話は視聴率27.9%(ニールセンコリア、全国基準)を記録したが、これは前回第19話の24.2%より3.7%も上昇した数値であり、週末ドラマの中では視聴率1位の成績だ。今回はキム・ジホの熱演が見る者の胸を打ち、視聴者のチャンネル変更をとどまらせたものと見られる。

 劇中カン・ドンオク(キム・ジホ)は、家の庭先で跪いているチャ・ヘウォン(キム・ヒソン)を見つけて驚いた。ドンオクが心配そうにヘウォンに近づくとハ・ヨンチュン(チェ・ファジョン)は、「入ってなさい。あんたは中に入ってなさい!」と制止しカン・ドンタク(リュ・スンス)もまた「入れ!早く!これは子どもには関係ない話なんだから!」と追い出そうとした。ドンオクは「私は子どもなんかじゃない!」と訴えたが、それでも自分を子ども扱いする家族達を前に何も言えなくなりその場を立ち去るしかなかった。

 ドンタクの言葉に傷ついたドンオクは、ミン・ウジン(チェ・ウン)との約束の場所に向かっていたが、その途中偶然弟のドンヒ(2PMオク・テギョン)に会う。しかしドンヒからも子ども扱いされたドンオクは、これまで我慢していた怒りを爆発させた。

 友達に会いに行くと言う自分の言葉を無視して家に連れ戻そうとするドンヒの手を振り切って「姉さんはバカじゃない!」と叫んだのだ。続けて「友達に会いに行くのになんであんたの許しを得なくちゃいけないの!」と悔しそうに訴えると、興奮したドンヒが「そうだよ!姉さんは友達一人会うのもままならないバカじゃないか!」と毒舌を吐きドンオクを傷つけた。

 家に着いたドンオクはドンヒが謝ったにもかかわらず怒りが収まらず、「うちの家族はみんな私をバカだと思ってる!」と嘆き始めた。母親ソシム(ユン・ヨジョン)が否定するとドンオクは更に感情が高ぶった。そしてドンオクが赤くなった目でソシムを見つめながら「私はなんでバカになったの?」と言うと家族達は皆固まった。

 そして「ドンジュよりもずっと賢かったって言ってたじゃない!それなのになんで突然バカになっちゃったの!?」と大粒の涙をこぼした。これを聞いていたカン・ギス(オ・ヒョンギョン)は「じいさんがお前をそんなふうにしたんだ。じいさんが自転車の操作を誤ったためにお前をそんなふうにしてしまったんだ!じいさんが悪いんだ!」と自分のせいでドンオクが障害を持ったことを明かした。

 「ドンオク!本当に申し訳ない・・・。わしのせいなんじゃ・・・」と謝るギスの前に座り込んで号泣するドンオクの姿は視聴者の胸を打ち、お茶の間は涙の海と化した。

 この日の放送を見た視聴者たちは「ドンオクの涙を見て私も貰い泣きしてしまった」「キム・ジホの演技に感動した」「胸にじーんと来た」「可哀想なドンオク・・・。本当に可哀想過ぎる」などとコメントし、キム・ジホの演技を絶賛した。

 一方第20話では、やっと始まったかのように見えたカン・ドンヒ(イ・ソジン)とチャ・ヘウォン(キム・ヒソン)の愛に新たな障害が生じ、緊張感を高めた。

 ドンソクとヘウォンは結婚の承諾を得るためソシムの前に跪いた。お互いの気持ちを確かめ合った二人は両家の反対にもめげずに愛を貫くことを決心したのだ。しかしドンソクは、「あんたのじいさんはヘウォンの父親が酒を飲んで運転していた車を避けようとして事故に遭ったんだ。あんたのじいさんと姉さんをあんな目に合わせたのはヘウォンの父親なんだ」と言ったオ・チス(コ・インボム)の話を聞いて動揺する。

 その後ヘウォンに会ったドンソクは、チスの話を思い出しながら苦しむ。ドンソクは「お前の家族もオレの家族も誰もいないところに二人で逃げようか?」と言い出すがヘウォンはどうしても家族の許しを得たいとそれを断る。

 するとドンソクは「早くオレの手を掴め。今この手を掴まなかったらオレが放してしまうかもしれない」とせきたてヘウォンを困らせた。ヘウォンに向けて差し出したドンソクの手と、何も言わずにただドンソクを見つめるヘウォン、果たして二人は今後どのような展開を迎えるのか、視聴者の関心はますます高まっている。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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