【狙い場・買い場】クックパッドは本格出直り、プレミアム下院が120万人突破

2014年4月21日 17:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  料理レシピ専門サイト最大手のクックパッド<2193>(東1)は、4月21日(金)55円高(+2.53%)の2231円と続伸し、17日につけた年初来安値1991円から出直っている。テクニカル指標の逆張りで移動平均乖離率は75日が-15%以下となったほか、スローストキャスティックは%SDが30以下で%Dが%SDを上抜け、サイコロジカルは30以下と買い指示が出ており、大幅リバウンド相場が期待されそうだ。

  足元の業績、会員事業において、プレミアム会員数が順調に増加し、120万人を突破。また広告事業においては、ディスプレイ広告及びタイアップ広告が伸長し、スマートフォン広告も売上に寄与し、今2014年4月期第3四半期業績は、売上高46億9300万円、営業利益23億4100万円、経常利益23億0700万円、純利益13億98000万円に着地。今期から連結決算開始で単純比較は出来ないが、第3四半期累計売上高は前年同非連結比32.4%増、営業利益は同24.9%増、経常利益は同23.7%増、純利益は同21.5%増と好調が続いている。

  株価は、1月24日の年初来高値3540円から4月17日に年初来安値1991円と調整を挟んで上昇している。「クックパッド」ののべ月間利用者数は、2014年1月時点で4,134万人(前年同月比33.8%増)と順調に推移。特にスマートフォンからの利用者が2,470万人(前年同月比70.7%増)と順調に増加しており、低価格スマートフォン(高機能携帯電話)が相次いで発売されることが追い風となり、来15年4月期業績見通しは続伸が見込まれることから、目先13週移動平均線までリバウンド幅を拡げる可能性が高い。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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