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過去最大赤字 25年度貿易収支
記事提供元:エコノミックニュース
財務省は21日、輸出額から輸入額を差し引いた25年度の貿易収支が13兆7488億円の赤字と比較可能な1979年度以降「過去最大の赤字」になったと発表した。
それによると、輸出が70兆8564億円と前年度に比べ10.8%の伸びになり、3年ぶりの増加を見せた。一方で輸入は84兆6053億円と前年度に比べ17.3%の増となり、過去最大の輸入額になったことから、13兆7500億円近い赤字になったとしている。
輸入が過去最大になったのは火力など原粗油や液化天然ガスなど輸入増によるもので、半導体など電子部品の輸入増加も影響している。一方、輸出では自動車や有機化合物、鉱物性燃料が好調だった。
また、同日発表した貿易統計速報の3月分でも輸出が6兆3826億円と前年同月比で1.8%の増になったものの、輸入は7兆8289億円と18.1%の大幅増で、結果、貿易収支は1兆4463億円の赤字で、21か月連続して赤字状態が続いている。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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