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ソフトバンテク Research Memo(4):要素技術の取り込むため積極的なM&Aを実施
記事提供元:フィスコ
*12:01JST ソフトバンテク Research Memo(4):要素技術の取り込むため積極的なM&Aを実施
■成長戦略の進展
(3)M&A:サイバートラストを子会社化
同社<4726>は2013年6月にWebフォント大手のフォントワークス、ウェブアクセス解析サービスの環を子会社化した。
また、2014年3月にサーバ証明書、スマートフォンやスマートパッドなどの端末認証に強みを有するサイバートラストを子会社化すると発表した。同社とサイバートラストは、同社のサービスにサイバートラストのSSLサーバ証明書やスマートデバイス向け端末認証を組み込んで販売するなど、既に協業関係にあったが、今回の子会社化により、ソフトバンク・テクノロジーの強みである監視・運用・保守ビジネスと、サイバートラストのセキュリティの要素技術を融合したサービスを提供できるほか、両社の顧客基盤を融合したクロスセルの実施など、営業体制の強化を図ることができるようになる。
同社のM&Aの意図は、注力分野と位置付けているデータサイエンス及びセキュリティ分野の強化のための「要素技術の取り込み」と総括できる。こうしたM&Aに対する積極姿勢は、今後の事業のサービス化の進展に大きく貢献すると期待できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)《FA》
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