《18日のドル・円は“こうなる”》:欧米英のロシア追加制裁に要警戒=フィスコ山下政比呂

2014年3月17日 21:47

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記事提供元:フィスコ


*21:47JST 《18日のドル・円は“こうなる”》:欧米英のロシア追加制裁に要警戒=フィスコ山下政比呂
【予想した日時】3月17日21:50(ドル・円101.70-80円)【予想対象日】3月18日

ドル・円は、欧米英による対ロシア追加制裁、プーチン・ロシア大統領による議会演説への警戒感から
弱含みに推移すると予想する。
下値のテクニカル水準は、半値の101円、直近安値の100.76円、第1波動の100.62円。

【冷戦前夜の静けさ?】
米国・ロシア間での第2次冷戦の導火線が、「不安定の弧」の西端ウクライナで着火されつつあり、
シリア、イラン、イラクの中東を経由して、東端の中国、北朝鮮(6カ国協議)まで引火する可能性が
高まりつつある。

日本も対ロシア制裁へ同調せざるを得ないことで、北方領土の2島返還、2分割返還などの、アベノミクスの
「第5の矢」の可能性は無くなる。
また、ロシアが60年前の固有の領土奪還に、米国の軍事介入無しに成功した場合、中国による尖閣諸島の
奪還?の可能性も警戒せざるを得ないことになる。《MY》

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