【週足チャート診断】ユニ・チャームは2段下げ局面、5200円と5050円の2回に分けて仕込むのが有効

2014年3月17日 22:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ユニ・チャーム<8113>(東1・売買単位100株)は、昨年暮れの高値から2段下げとなっている。1段下げの幅に比べると2段下げはまだ小さいが、業績好調がバックにあるため高値から22%下げの5200円台は底値圏とみていいだろう。

 昨年5月の6650円を抜いて12月に6690円と昨年来高値を更新した。ところが、日経平均が暮れに高値を打って下降に転じたため、同社株も天井打ちした。全般に逆らって上伸する馬力はなかった。

 この結果、チャートで「ダブルトップ」形成となって上値を期待していた短期筋の処分売りとなっている。

 業績は好調である。今期(2014年3月期)の営業利益は2ケタの伸びで最高益を更新する。1株利益でも175.9円、配当は2円増配の年36円の見通し。PERは約30倍、利回りは1.4%程度。とくに、割安が目立つ水準ではない。

 ただ、紙おむつの需用は国内及び東南アジアとこ堅調である。指標面では底打ち確認とは言い難いものの、昨年8月のボトム5050円を割り込むことはないだろう。

 むしろ、8月安値に接近すれば絶好の買い場となるだろう。今の水準の5200円台で底打ちする可能性もあり、現在とさらに5050円接近の2度に分けて買うのがよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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