【引け後のリリース】クレスコがゴマブックスと提携強化し3月期末に増配

2014年3月17日 22:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■電子書籍やデジタルコンテンツ事業などを拡充

 ソフト開発などのクレスコ<4674>(東1)は17日の大引け後、3月期末配当予想の増額と書籍・雑誌等出版のゴマブックス(東京都港区)への出資・戦略提携関係の拡大を発表した。3月期末配当は従来予想の13円を17円の見込みとし、実施済みの中間配当13円と合わせて年30円の見込みとした。前期は年間25円だった。

 出資・戦略提携関係の拡大は、ゴマブックスの大株主メディアコープ社(東京都港区)を通じ、3月下旬の予定で議決権割合にして16.3%取得する。

 発表によると、ゴマブックスは、出版業、書籍・雑誌・電子出版物・デジタルコンテツの企画・編集・制作・販売、電子書籍コンテツのアグリゲート事業、デジタルコンテンツのオーサリング事業を主な事業領域とし、世界の主要な電子書籍配信会社に作品を供給する。

 クレスコは、同社と共同でゴマブックス専用電子出版システム「goma e‐book store」の開発を行ない、業務マニュアルや各種カタログを簡便な操作でデジタル化し管理活用できる法人向けサービスの提供も開始している。

 クレスコの株価は3月7日に1170円まで上げ、その後は調整基調の中、本日の終値は1004円(44円安)。チャート判断では、75日移動平均が昨年11月以降ジリ高基調を続け、1000円に接近。これが下支えになり調整一巡感が出てくる可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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