住友商事、アフリカで現地法人を設立 サハラ以南の事業強化

2014年3月17日 18:18

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4月以降の住友商事のサブサハラ拠点を示す図(同社発表資料より)

4月以降の住友商事のサブサハラ拠点を示す図(同社発表資料より)[写真拡大]

 住友商事は17日、アフリカのサハラ砂漠より南に位置するサブサハラ地域でのビジネスを更に推進するため、4月1日に南アフリカのヨハネスブルグ市にアフリカ住友商事会社を設立し、モザンビークにマプト事務所を開設すると発表した。

 アフリカ住友商事会社は、従来のヨハネスブルグ支店を現地法人化して設立するもので、体制の強化とともに内需関連など新たな成長分野に長期的に取り組んでいくという。

 また豊富な資源を抱えるモザンビークではマプト事務所を通じ、資源・インフラ分野、農業・食料分野への取り組みを強化する。

 住友商事はサブサハラ地域を中期経営計画上で重点地域の一つに位置付けている。同地域は、豊富な天然資源、膨大なインフラ需要が存在し、経済成長が著しく、人口増加も高水準が続く見通し。同社は、資源・インフラ分野を中心に順調にビジネスを拡大しているという。

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