キム・スヒョン主演『星から来たあなた』が残したものとは?

2014年3月5日 23:18

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『星から来たあなた』が33.2%の高視聴率を記録し、ついに幕を閉じた。写真= HBエンターテイメント

『星から来たあなた』が33.2%の高視聴率を記録し、ついに幕を閉じた。写真= HBエンターテイメント[写真拡大]

 『星から来たあなた』が33.2%の高視聴率を記録し、ついに幕を閉じた。

 SBSドラマスペシャル『星から来たあなた』(脚本:パク・ジウン、演出:チャン・テユ)は、放送前からチョン・ジヒョン&キム・スヒョンのキャスティングとチャン・テユ監督×パク・ジウン作家の作品として大きな話題を集めていた。

 今回は『星から来たあなた』が残したものについて見てみることにする。

■毎回注目を集めた名ゼリフ
 “会わなければならない理由があるなら会ってるんじゃないですか?”。朝鮮時代の自分を救ってくれたイファ(キム・ヒョンス)にとても良く似たチョン・ソンイ(チョン・ジヒョン)を見てイファを思い出しながらト・ミンジュン(キム・スヒョン)が放った一言。このセリフはト・ミンジュンのシックな魅力を発散すると同時に、400年以上生きて来た存在をキム・スヒョンならではの深い眼差しと声で表現し、女心を引きつけた。

 “丙子年のくそったれ”は、チョン・ソンイが酔っぱらった状態でト・ミンジュンに浴びせた名ゼリフ。チョン・ジヒョンはチョン・ソンイの泥酔状態をリアルに表現し、視聴者の視線を引きつけた。

 “健康管理に気を付けて”という言葉はシン・ソンロクのセリフになった瞬間恐ろしいものに変わった。シン・ソンロクが「オレがお前のこと大好きなのは知ってるよな?健康管理に気を付けろよ」という言葉を残せばその相手は死んでしまう。殺人予告となったこの言葉にネットユーザーらは、「この言葉がそんなに恐ろしい言葉だったっけ?」との反応を示し、オンラインを賑わせた。

■“症候群”を越えたシンドローム
 本作は、“帰宅時間ドラマ”と呼ばれ、リアルタイム視聴をしようとする視聴者の熱い声援によってリアルタイム放送サービスが障害を引き起こす事態にまでなり、その人気の高さを実感させた。

 また、スターたちの“星あなたシンドローム”もすごかった。2NE1サンダラ・パク、パク・ハソン、Miss Aジア、フェイはもちろん、ファン・ビンビンやコ・ウォンウォンら中国スターたちがSNSを通じて“星あなた”のファンであることをアピールし、ソウル市長まで「星から来たソウル市長パク・ウォンスン」と自身の著書にサインをするなどして注目を集めた。また、シン・ドンヨブ、チョン・ヒョンドン、G-DRAGONたちも、“星あなた”のパロディーを披露して“星あなた”のファンたちを喜ばせるなどした。

 更に“星あなた”の撮影地は放送直後訪問者が急増し、OST曲もまた発売されるたびに音源チャートを席巻するなど常に話題を集めた。

■俳優らの再発見
 14年ぶりにドラマ復帰したチョン・ジヒョンは、美貌とスタイル、さらに演技力まで備えて、トップスターチョン・ソンイというキャラクターを完璧に演じ切った。

 チョン・ジヒョンは、パク・ジウン作家が作り上げたチョン・ソンイという画用紙に自由自在に自身の長所を描き出す女優だった。14年ぶりにブラウン管に復帰した彼女は、素晴らしい演技力で毎回視聴者を虜にした。

 キム・スヒョンは、ト・ミンジュンそのものだった。絶妙な表情の変化や目元の演技で多くの感情を表現し、20代俳優の中で最高の演技力を持った俳優と評価され注目を浴びた。学園物、時代劇はもちろん、“星あなた”を通じてラブコメまで可能な俳優であることを立証したキム・スヒョンは、新韓流スターとしてますます期待を集めている。

 パク・ヘジンは、少女マンガの中から飛び出して来たようなビジュアルでキャラクターの様々な感情を描き出した。長い間一人の女性を愛した男の純情と話の展開に応じて変化するキャラクターの感情の変化を優れた演技力で表現し、キャラクターに息を吹き込んだとの絶賛が今もなお続いている。

 シン・ソンロクは、生涯初の悪役を演じ、圧倒的な存在感を見せつけた。これまでのドラマで見せた姿とは180度異なるキャラクターを演じることによって明らかに演技変身に成功したという評価を受けた。

 ユ・インナもまた本作品で悪女に変身、確かな演技変身を見せた。フィギョンを15年間片想いしてきた切ない感情やソンイへの嫉妬などを巧みに表現しながら悪女ユ・セミを完璧に演じこなし、視聴者の視線を引きつけることに成功した。

 このように、『星から来たあなた』は、毎回話題を集め多くの視聴者たちを魅了した。

 なお、最終回では地球の女チョン・ソンイと外界の男ト・ミンジュンの愛が叶うという幸せな結末が描かれた。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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