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豪ドル週間見通し:伸び悩みの可能性、失業率は上昇へ
記事提供元:フィスコ
*18:50JST 豪ドル週間見通し:伸び悩みの可能性、失業率は上昇へ
先週の豪ドル・円は上昇。12月の豪貿易収支は予想外の黒字となったことや新興諸国の通貨安が一服したことが要因。リスク回避的な豪ドル売り・円買いは縮小し、豪ドルは一時91円台後半まで戻した。豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げの可能性が低下していることも豪ドル相場を下支えした。取引レンジは88円24銭-91円87銭。
今週の豪ドル・円は、やや伸び悩む可能性がある。13日に発表される1月の豪失業率は上昇する見込み。正規雇用者数が大幅に増加すれば、豪ドル買いが強まる可能性があるが、失業率の上昇は豪ドル相場の上昇を抑える一因となる。また、主要国の株価が下落した場合、リスク選好的な豪ドル買いは縮小し、豪ドルの対円レートは伸び悩む可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・13日:1月失業率(予想:5.9%、12月:5.8%)
予想レンジ:90円00銭-93円00銭《TN》
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