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欧米為替見通し:105円=心理的&オプション・バリアーのカベ
記事提供元:フィスコ
*17:08JST 欧米為替見通し:105円=心理的&オプション・バリアーのカベ
本日26日の欧米市場のドル・円は、ボクシングデーで英仏独休場で閑散取引の中、オプション・バリアー(105円-106円)への買い仕掛けの可能性に警戒する展開が予想される。
ドル・円相場は、年内満期を迎えるオプション・バリアーが105円から106円にかけて断続的に控えており、12月決算の米国企業の利益送金(リパトリ=ドル買い)を背景にした買い仕掛けが優勢となりつつある。
ドル買い・円売り材料は以下の通り。
・安倍トレード(日本株買い・円売り)の掉尾の一振期待
・日米金利差拡大観測:FRBテーパリング VS 日銀異次元金融緩和第2弾観測
・米国企業の利益送金 & 年末・年始本邦輸入企業のドル手当て
・オプション・バリアーへの買い仕掛け観測(105円-106円)
・極東の地政学的リスク懸念
本日発表される米国の12月21日週の新規失業保険申請件数は、34.5万件と予想されており、前回の季節要因で増加した37.9万件からの減少が見込まれている。
米国12月の雇用統計を見極める意味では、調査対象週12日を含む12月14日週の失業保険継続受給者数(予想:282.7万件、前回:288.4万件)を注目することになる。
失業保険継続受給者数が減少していた場合、12月の雇用統計改善期待が高まり、2014年1月の連邦公開市場委員会(FOMC)では、100億ドル以上のテーパリング(量的緩和縮小)の可能性が高まることになる。
【今日の欧米市場の予定】
22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:34.5万件、前回:37.9万件)
独、仏、英はボクシングデーで休場《KO》
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